上州新聞過疎地版

戦後4人の首相輩出?群馬県、こんな過疎地に誰がした!

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消費期限(食品)は、誰の為?

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今年になって、ようやく厚生労働省は、食品の含有放射線量を国際基準と同レベルの年間1ミリシーベルトを採用と発表した。

「いやぁ!良かった」
そう、すっかり安心をしておられる一般消費者が殆どである事と思う。
大概の消費者は、そんな大手一流新聞各位や、正しい日本のテレビジャーナリズムからの政府広報に一安心してあられるのかも知れない。

しかし、現実は、どうだろうか?

筆者の身を置く食肉流通の世界は、どうか?
ここでは、残念ながら本年2012年9月末日までは、食肉1キロ当たり500ベクレルの物を、流通させる事になっているのが現状だ。
昨年9月、お上が暫定基準値を500ベクレルと定めた時点での冷凍物が、業界に多数在庫されており、その業界に泣きつかれ消費者目線でなく、業界団体目線での判断が行われたと、筆者は思っている。


同じ数値でいえば、米も本年9月迄は、500ベクレル。
大豆が本年12月迄500ベクレルの物が流通するのだそうである。
こちらは、政府の昨年の備蓄全てを、今一度検査し直すと、
「莫大な費用がかかる為止むを得ない」
と、言うのが関係省庁の見解らしい。


確か1995年4月であったか、それまで食品全般のギャランティーとして製造年月日刻印を、生産者に義務付けていた我が国は、消費(賞味)期限のみの刻印及び表示へと移行した。
お陰で、何時製造されたのかも分からぬ食品群の流通が後押しされる形となり、その辺りから様々な輸入生鮮食料、輸入加工食品、食材類が我が国の人々の暮らしの中に、倍増してきている。

製造年月日表示義務の時点で、我が国既存の農業、及び既存の食品流通業各位は、今より遥かに数が多く、当然の事ながら多くの雇用を生み出していたのである。
それを、消費(賞味)期限のみの表示義務に変えたのは、やはり海外資本の入った世界規模の流通関連企業からの要望も、かなり影響していた筈である。
人間単純である、製造年月日の表示では、遠い国から船で運んだ商品の付加価値は、国内のそれより劣る。
要は、こんな事ですら、多量に使われる、食品酸化防止剤や保存料の類から起こる国民への健康被害よりは、より大きな経済構造を営む者達ばかりへ便宜を図る、我が国の役人各位の本心が垣間見られる。
かの制度への移行時期に、様々な管理事業団体が新たに設立され、関係省庁からの新たな天下り先の潮流が起こったのは、食品流通(取り分け営業畑)に身を置くものなら誰しも知っている事である。


役人にも、女房子供もおり、その健康位は気になる筈であるが、やはりそんな事より所属省庁や組織の保持と自身の地位保全ばかりが、日々重要で気に、成らないのであろうか。
改めて、我が国役人各位の職務への忠誠心に、頭が下がる。


食品、取り分け、今年度の牛肉、米、大豆だけを考えて見ても、
「これでいいのだ!」
と、思えぬような事柄ばかりのこの国なのであるが、そんな最中、かの水素爆発より1年を経た3月15日の翌日3月16日付けの朝日新聞朝刊一面のトップは、
「巨人、入団前に現金」
で、あった。


我が国唯一の、リベラル紙であられる筈の朝日新聞の、今回の震災以降継続中の放射能災害に関しての低レベル報道は今に、始まった事ではないが、アルジャジーラウェブ版の紙面造りや、ニューヨークタイムズ等のそれらの方が、よっぽどこの国の国民目線の記事を遺し続けている。
東京電力が未だ、上場企業であるが故、莫大な広告収入や接待をうける大手新聞社役員各位にとっては、一般購読者の日々の暮らしなんぞは二の次で、それらの目線感心を他の、何かに移して行く事の方が最優先事項なのであろう。
筆者はそう、考えるのである。


昨日であったか、
「沼田市政便り」
の中に、空間放射線量の調査へのご協力のお願い云々と書かれたペーパーが、入っていた。
「毎時0.23μSV未満の状態を、最終的に目指す」

のだそうである。

筆者が、昨年8月1日市役所を訪ねこの街の空間線量を、どう考えるかと市の広報に問いただした時には、
「そんな素人さんの計測など当てにならない」
などと、おっしゃられた時に、比べれば多少の進歩なのかもしれないが、件の文末の表現の、”最終的に目指す”
を、見た時点で、所詮これらも一時が万事、唯の行政の戯言の内の一つと感じたのである。

因みに冒頭の写真、拙宅の庭先の空間線量(すこし山からの北風のあった3月13日)の物である。

元々、自然界より発せられているγ線は毎時0.06μSV程と、言われている。

あの3月11日以前の世界には、もう誰も戻れないのである。

かの、悪夢より1年を経過。
被災され、かけがえのない家族、友人、恋人、様々な思い出の礎を失った全ての方々に、心よりお見舞いを申しあげます。


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  1. 2012/03/18(日) 12:19:52|
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Author:渡辺哲夫
群馬県沼田市在住:「こんな過疎地に誰がした!過疎化で誰が儲けたか?」を考察し、この過疎の田舎から未来に遺すべき物を提起する。

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